人は多くの習慣を身に着けています。そのほとんどが無意識で行っていることが多いと言われています。その中には、健康を損なうものや生産性を低下させるものが少なからず含まれていることがあります。
スマホやパソコンを使用する習慣や不規則な食生活、運動不足、時間の浪費など、その悪習慣を改めれば、より充実した人生を送ることができます。
そこでこの記事では、多くの人にありがちな「悪癖」といわれる習慣をピックアップしてみました。
日頃から無意識的にやっている習慣や、このままじゃいけないと思いつつも改善できなかった癖など、もし当てはまるものがあれば参考にしてみてください。
悪習慣を断ち切るために効果的な2つのこと

悪習慣をやめるためには、まず自分の周りの物理的な環境を整えることが鍵。
環境が悪習慣を引き起こす可能性がある場合は、その環境を変えることが必要です。環境を変えることで、悪習慣に陥りにくくなります。
物理的な環境を整える
環境を整えるためのポイントの1つ目は、改善が必要な環境を特定することです。自分自身がどのような環境で悪習慣に陥りやすいのかを認識し明確にすること。
たとえば、ネットサーフィンが癖になっている場合、パソコンの前にいる時間を減らすために、家族にパソコンを使う時間を制限してもらうという方法があります。
次に、その環境を変えるための行動を考えます。改善が必要な環境が特定できたら、どのように変えることができるかを考えましょう。例えば、運動不足を解消するために、ジムに通う習慣をつけることができます。
また、家での勉強が集中できない場合は、カフェや図書館に移動することで、集中できる環境を整えることもできます。
さらに、環境が変わるまでの代替手段を考えておくことも重要です。環境を変えるには時間がかかることもあります。そのため、環境が変わるまでの期間、代替手段を見つけておくことが大切です。
例えば、テレビを見る習慣を変えたい場合は、代替手段として読書や音楽を楽しむことができます。これにより、テレビを見る時間を減らし、悪習慣を改善することができます。
以上のように、環境を整えるためのポイントを実践することで、悪習慣を改善することができます。しかし、悪習慣を改善するためには、継続的な努力が必要です。自分自身に合った方法を見つけ、継続して取り組んでいくことが成功の鍵となります。
別の良い代替手段へと置き換える
悪習慣をいきなりやめるのは非常に困難ですが、何か別の良いものに置き換えることでストレスが減り、悪い癖を手放しやすくなります。
たとえば、甘いものが好きでよく食べてしまう場合、フルーツや野菜をかわりに選ぶことができます。そうすることで、健康的な食生活を実践しながら、甘いものを食べる回数を減らすことができます。
次に、代替手段を習慣化することが重要です。代替手段を見つけただけでは、悪習慣をやめることはできません。習慣化することで、代替手段が自然なものとなり、悪習慣に陥りにくくなります。
たとえば、運動不足を解消するために、毎朝ランニングをする習慣をつけることで、運動不足を解消しながら、健康的な生活習慣を身につけることができます。
最後に、代替手段が悪習慣と同じ快感や喜びを感じられるということも大事。そうでない場合、習慣化することが難しくなります。置き換えた習慣がどんなに良いものであったとしても、自分に合っていないとまた元に戻ってしまう可能性も。
例えば、タバコをやめる場合、代替手段としてガムを噛むことができます。しかし、ガムがタバコと同じ快感を与えない場合、習慣化することが難しくなるか
人生損してるかも?!やめたいのにやめれない悪習慣10選

【その1】寝る前にスマホを触って夜更かしする
睡眠は、身体を回復させるために非常に重要な役割を果たしています。しかし、忙しい日々や誘惑により、夜更かしをしてしまうことで、睡眠不足に陥ってしまうことがあります。睡眠不足は、体調不良や疲労感、注意力低下、ストレス増加などの悪影響をもたらすことがあります。
そのため、睡眠時間を確保することが重要です。夜更かしをしないようにするためには、寝る時間を決めることや、寝る前にリラックスするための時間を作ることが有効です。また、寝る前にスマートフォンやパソコンを使用することを避けることも、睡眠の質を高めるために役立ちます。
スマートフォンやパソコンから離れる時間を30分以上確保し、代わりにリラックスできる習慣を取り入れましょう。例えば、本を読む、瞑想をする、ストレッチをする、お茶を飲むなどが良いでしょう。また、スマートフォンやパソコンの使用を制限するアプリを使うことも有効です。
【その2】不健康な食生活
ファーストフードなどは手軽でおいしいですが、長期的に健康に悪影響を与えます。
また、メンタル面が安定していない時に、ジャンクフードや甘いものが無性に食べたくなることがあります。
健康的な生活習慣を実践することは肉体だけでなくストレスや不安の緩和に役立ち、考え方もヘルシーで前向きになります。
健康的な食生活を送るためには、バランスの良い食事を心がけることが重要です。そのためにはまずは自分が何を食べているかを把握することが大切です。
スマホに食べたものをメモするなどすると、自分の食生活を客観的に観察できるのでおすすめです。
【その3】座りっぱなし&運動不足
健康的なライフスタイルを維持するためには、定期的な運動も必要です。とはいえ、ハードな運動は必要ありません。
長時間の座り仕事をする場合には、定期的に立ち上がり、ストレッチをしたり、歩いたりすることも重要です。
まいにち少しでも運動する習慣を取り入れ、運動の種類を変えることで飽きずに続けられるようにしましょう。
【その4】時間管理がルーズでダラダラ
時間管理や予定管理を怠ることで良いことは何もありません。時間管理を改善するためには、Googleカレンダーなどのツールを使って、スケジュールを見える化し、自分自身の状況を正確に把握すること。
また仕事や移動時間などにどのくらいの時間が必要であるかを理解することが重要です。自分が本当にやるべきことや、やりたいことを明確にし、その優先順位を決めておくとストレスも減り、時間を効率的に使うことができるでしょう。
【その5】物事を先延ばしにする
物事を先延ばしにする習慣は、ストレスや不安感を引き起こす原因となります。また、最も大きな弊害は、先延ばし癖によって「成長機会」や「チャンス」を逃してしまうこと。また先延ばし癖によって、何事もはじめるまでに時間がかかるので、その分の時間を無駄にしていることになります。
時間を有効に使えていないだけでなく、せっかくのチャンスも棒にふってしまうなんて、百害あって一利なし!ですよね。
【その6】否定的な考え方をする習慣

否定的な考え方はストレスや不安を増大させます。自信を失う原因となり、仕事でもパフォーマンスを下げていまいます。否定的な考え方をすることで、周囲の人々との関係性に悪影響を与えることもたびたびあります。
ただ、否定的な考え方をする癖がある人は、その癖に気づいていないことが多いもの。
まずは自分の思考のプロセスを客観視し、自分がどのような思考パターンを持っているのかを知ることで、より効果的に自分自身をコントロールすることができます。
問題に直面した時には、否定的な考え方をするのではなく、問題を解決するためにどのような方法があるか、解決策を見つけることに注力しましょう。
【その7】スマートフォンやSNSの依存
スマホやSNSに夢中になりすぎると、家族や友人とのコミュニケーションが希薄になり、孤立することもあります。また、仕事や学業に支障が出ることもあります。
情報収集は重要ですが、過剰な情報収集は時間の浪費になり、ストレスや不安を引き起こすこともあります。
スマホやパソコンを長時間使用することで、首や肩、手首などに痛みが生じることがあります。また、目の疲れやドライアイ、頭痛、不眠症などの睡眠障害も起こり得ます。
この習慣を変えるためには、以下のことを意識しましょう。
- スマホやSNSを使う時間を制限する
自分で決めた時間帯以外はスマホやSNSを使わないようにするなど、時間管理を徹底することで依存症を改善することができます。アプリを使って、使用時間を制限することもできます。
- スマホやSNS以外の趣味を見つける
スマホやSNSを使う時間が減ると、空いた時間に何か別のことをする習慣を身につけることが重要です。例えば、読書や音楽鑑賞、運動など、自分が楽しいと感じる趣味を見つけることで、スマホやSNS以外の刺激を得られるようになります。
- オフラインの時間を増やす
スマホやSNSを使わないオフラインの時間を増やすことで、リラックスしたり、家族や友人とのコミュニケーションを深めることができます。
- 自分に合ったSNSの使い方をする
SNSを使う際には、自分に合った使い方をすることが大切です。例えば、自己表現をするための場として使ったり、興味のある情報を収集する
【その8】買い物依存症や浪費癖
買い物依存症や浪費癖は、自分の生活を脅かす深刻な問題に発展することがあります。これらの習慣に陥る原因は、ストレスや孤独感、自己不信などが挙げられます。
買い物依存症や浪費癖を改善するためには、まず自分自身の気持ちに向き合い、自分が何を求めているのかを考えることが大切です。
また、無駄遣いをする前に、必要なものかどうかを冷静に判断する習慣を身に付けることが必要です。そのためには、まずは自分の収入や支出を明確に把握し、予算を立てることが重要です。また、心に余裕を持つために、ストレスを解消するための方法を見つけることも効果的です。
まずは過剰なストレスやストレスの原因を直視するところから始めましょう。
【その9】不必要な人間関係を維持する習慣
不必要な人間関係を維持することは、時間とエネルギーを浪費することにつながります。自分にとって本当に大切な人たちと過ごす時間を増やし、良い関係を育てることに時間を注ぐ方が、人生は有意義なものになります。
不必要な人間関係を断つことが難しい場合は、時間の使い方を見直したり、頻度を減らすことで対処することができます。
【その10】言い訳をする習慣
言い訳をする習慣は、自分自身を責めずに問題を解決しようとしないため、成長を妨げます。
この習慣を変えるためには、まずは現状を直視して受け入れることが大事。いま起こっていることはすべて自分の責任であることを認め、責任を逃れる言い訳をやめることが大切です。
言い訳をするとネガティブな感情が増幅され、ストレスや不安を引き起こすことがあります。代わりにポジティブな思考を持ち、前向きに考えることで、自分自身に対する自信を回復できます。
言い訳をする前に自分なりの解決策を考え、行動に移すことで人からも信頼されます。
ポジティブな思考は、健康で幸福な人生を送るために必要不可欠な要素の一つです。自分自身に対する思考に注意を払い、ポジティブな思考を増やすことを心がけましょう。
できます。しかし、ガムがタバコと同じ快感を与えない場合、習慣化することが難しくなるかもしれません。そのため、自分自身が本当に好きで楽しめる代替手段を見つけることが大切です。
まとめ
人生は何をするかよりも「何をしないか」で考えた方が、効率的という考えがあります。
悪習慣を改善することは、自分自身の人生を改善することにつながります。身体的健康や精神的健康、そして幸福度を高めることができます。
私たちは、日々の生活において、悪習慣に陥りやすく、それらを変えることは簡単ではありませんが、人生という長いスパンで物事を見た時、改善することで得られるメリットや価値は計り知れません。
日頃から無意識的にやっている習慣や、このままじゃいけないと思いつつも改善できなかった癖など、この機会に改めて見直してみてください。
自分自身の悪習慣を変えることで、より充実した人生を送ることができるかもしれません。
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